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◆かんからさんしん 沖縄ってどんなところ?◆
映画の中に出ていたけれど、わかったかな?
映画『かんからさんしん』の理解をたすけるオキナワ用語集

シーサー
石や陶器でこしらえた魔よけの獅子像のこと。沖縄の赤瓦の屋根にはたいてい魔よけのシーサーが門口をにらんでいる。
モッコ
沖縄方言でオーダーという。家畜の草や芋などを運ぶ縄製の運搬用具。
石臼
穀物をひいて粉や汁にするてまわし式の石臼。大豆から汁を絞り自家製のトウフをこしらえるときに用いる。
ガマ
洞窟のこと。サンゴ礁でできた沖縄島の地下には無数の鍾乳洞がのびている。沖縄戦のときは日本軍の陣地や住民の避難壕として使われた。
ティール
手かごのこと。海しごとに出かけるとき腰にさげて、海草や貝や魚などを入れる。
堅島
『かんからさんしん』の舞台になった、沖縄本島の東側、中城湾の入り口に浮かぶ小島。中城湾を防衛するうえで重要な位置にあり、戦争中は要塞が築かれたため米軍の猛攻をうけ、島民をまきこんでの激戦がくりひろげられた。
アダン
タコノキ科の常緑高木。防潮林として海辺に植えられている。葉は加工してアダン葉草履やアダン葉帽子になる。
トートーメー
各家の仏壇に安置されたご先祖の位牌のこと。先祖を大事にする沖縄ではトートーメーはなによりも大事なもので、戦争中も肌身はなさず持ち歩いた。
ハーリー舟
ハーリーは中国から伝わった海神祭の舟こぎ競争のこと。サバニという小舟を赤や緑の色彩で飾りたて、十数人のこぎ手がカイでこいで競争する。
亀甲墓
沖縄の墓は中国風の巨大な石室である。亀甲型や破風型があって、墓室には骨壷が並んでいる。戦争中は軍のトーチカや住民の避難壕に利用された。
手榴弾
てなげ弾の一種。近距離の敵を攻撃するときに用いるが、日本軍では将兵の自決にも用いられた。沖縄戦では住民の集団自決用にも配られ、多くの犠牲者を出した。
山羊
沖縄では山羊料理がさかんで、戦前はどの農家でも飼っていた。山羊の草刈はたいてい子どもの仕事だった。

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